BCPの種類

BCPをつくる上では、広義のBCPをいくつかの種類に分けて考えることが現実的です。

さまざまな分け方がありますが、大きく次の3つに分けることができます。

  • IMP(初動計画)および重要手順
  • BCP(事業継続計画)
  • BRP(事業復旧計画)

 

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IMP

IMPは、Incident Management Planの略です。発生したインシデント(災害、障害、事故など)を収拾するための計画のことです。

いわゆる災害等が発生した時の初動の活動で、事業継続に入る前に混乱した事態を収拾し、事業継続に入れる状況に持っていく活動を指します。

IMPの実行は、全社を統括する危機対応本部が中心となり、危機発生地域の危機対応支部が本部と連携を取りながら、自立性を持って行います。

計画の具体的内容としては、

  • 発動基準と方法
  • 組織
  • 役割
  • 非常時の基本行動
  • 安否確認手順
  • 情報入手先
  • 関係連絡先
  • 常備品リストと保管場所
  • インシデント収拾プロセス
  • 緊急作業手順

などです。

 

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BCP

BCPは、Business Continuity Managementの略です。

事業すなわち製品・サービスの供給の停止を最小限にとどめるため、製品の量やサービスの機能などを絞ってRTO(目標再開時間)までに製品・サービスの供給を再開するための計画です。

計画の具体的内容としては、

  • 発動基準と方法
  • 製品・サービス毎のRTO
  • 組織
  • 役割
  • 関係連絡先
  • 再開までのプロセス
  • 緊急作業手順

といったところが、主なものとしてあげられます。

 

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BRP

BRPは、Business Recovery Plan の略です。

事業継続計画では、前述のように製品・サービスを限定し、製品の量やサービスの機能などを絞って事業を再開します。

その次の段階の計画であるBRPでは、通常通りに製品・サービス供給を完全復旧、正常化することを目指します。

この段階では、IMPやBCPの時よりも、基本単位とするタイムスパンは長くなります。

ケースバイケースではありますが、一般的には、タイムスパンの基本単位は、

  • IMPでは、分〜時間
  • BCPでは、時間〜日
  • BRPでは、週〜月

となります。

 

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